論争術?ディベートのルーツと現代でその技術を使われる場面とは?

ことばとこえ

どうも。

彦仙です。

ディベートについて調べていくうちに、本当に興味がわいてきました。

現代においてはいろんな場面に使えるし、

本当にいいものだから、皆さんによく理解してもらいたい。

みんなで実践していくと、世の中がより素晴らしいものになると思います。

論争術ルーツに持つディベートを学んでいくと、

そのルーツがかなり昔から存在していることがわかりました。

今回はそのルーツと、現代において使える場面の記事を書きましょう。

これであなたもディベートのうんちくを語ることができますね。

 

ディベートのルーツ

ディベートとは簡単に申し上げますと、

ある公的な主題について、異なる立場に分かれ、議論することです。

一つのテーマに対して肯定側と否定側に分かれて、聞いている第三者を説得します。どちらが勝つかは、

聞いていた人の投票で決まります。

また

話せる時間と話す順番は全て決まっています。

そのルールの中でどちらの意見が正しいらしいかが評価されます。

ディスカッションではありません。

ディベートのことを「討論」とも言いますが、

討論と日本語訳したのはあの

福沢諭吉

です。

討論の歴史

討論の歴史は古く、古代ギリシャ、古代インドでも行われてしました。

古代ギリシャ

古代ギリシャでは政治の場でも討論は行われており、

弁論や論争する技術としてソフィストたちによって伝授されていた

秘伝の技法が存在しました。

のちにアリストテレスによって技術は編纂されました。

こうやって秘伝技術をまとめる記事を書いているみたいに、

おそらく楽しんでやっていたんではなかったでしょうか?

僕の大先輩ですね。

この時すでに、ディベートの形にはなっていたようです。

弁論術といわれたレトリックの原型 レートリケーもありましたが、

ディベートの原型は論争術、

エリスティケー

といわれるものがありました。

このときはエリスティケーのゴールは「相手を言い負かす技術」だったんですね。

古代インド

王様がバラモンを集めて行った公開討論会があったことが

記録に残っています。

古代インドでは哲学が存在し、

その学者たちによって技術がまとめられました。

仏教にもそのエッセンスが残っているようです。

  

現代のディベートは過去のものとどう違う?

古代の論争術と現代のディベートの違うところ。

それは論法の違いです。

三段論法

【最強の説得術】現役弁護士が語る三段論法!!|司法試験最短合格の道!資格スクエア「ハンパないチャンネル」vol.660

三段論法とは、大前提、小前提、結論の順で人を説得するまたは立証する論法です。

大前提には具体的な話、小前提には抽象的な話、結論には自分の主張を持ってきます。

AだからB、BだからC、だからAはC

という風にAをCであると定義づける論法です。

よくある例

人はみな死ぬ

アリストテレスは人間である

アリストテレスは死ぬ

ところが、この論法はディベート的には過去の論法です。

アリストテレスが死ぬということは

「アリストテレスは人間であるかどうか?」 

わからなくないですか?

というように、この論法には反論が間に入り込む余地があります。

この論法の根拠はとても弱いんです。

このため、

近年のディベートでは、より洗練された論法が考え出されました。

トゥールミンロジック

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トゥールミンロジックとは、

現代のディベートでは、一般的にこの論法が使われています。

動画では志望校を何故選んだか述べる小論文について触れています。

例えば、この動画の内容のように

ある野球漬けの生活をすることができる高校に入学したい

という主張を通したいとき。

データ:

事実、情報。図書館、ネットで集められます。

高校に入ることを主張するための理由となるデータ。

「この学校には合宿所付きの野球部がある。」

ワラント:

根拠、論拠。なんで私はこう考えているか。

ほかにも野球ができる高校があるのに、なんでここなのか?

「なぜなら私は高校生活で野球漬けの生活を送りたいからだ」

クレーム:

主張。私はこう思う。

「私は、この高校に入りたい。」という主張のこと。

これら3つの要素をもとに自分の主張を展開する手法です。

どうですか?

なんで志望しているか、極めて明確になっていませんか?

ブログ記事も、この手法を使って書いています。

 

BQR論理

BQR論理とはトゥールミンロジックを補う役割を果たす論理です。

Bバッキング、Qクオリファイア、Rリザベーションの3つのことでそれぞれ

バッキング:

根拠の裏付けとなる、証拠などの情報です。

データはクレームに対する情報。

バッキングはワラントに対する情報ということですね。

クオリファイア:

主張していることの正しさの度合いの表現

定性的に(絶対に、ほぼ間違いなく、おそらく等)

可能であれば

定量的に(90%、日本の5割が賛成している等)

リザベーション:

主張に対する例外があること。

必ずしもそうではない。という例外。

「アリストテレスは死ぬかもしれないが、もし、人間じゃなく宇宙人だったとしたら死なない。」

「高校に入って野球漬けの生活を送りたいけれども、授業の時、隣の席にすごくかわいい子が座っていたら、野球漬けだけではない高校生活を送るかもしれない。」

以上、現代のディベートには6つの論理があります。

 

リアルワールドでの使い道。ディベートってどんな場面に出てくるの?

では、そのディベートが行われているのは、どういう場面でしょうか?

よくディベートの技術が利用されるような討論が行われているのは……

  • 裁判
  • 国会
  • 党首討論
  • 米国大統領選挙における候補者討論会

等があります。

会社の会議とは違います。

会社によっては平等に機会を与えてもらうことはできませんからね。

しかし、ディベートの技術を使って問題解決をしたり、

決まってしまったら困ることに対する反論することはできます。

トゥールミンロジックとBQR論理を利用したら、それは可能になります。

 

日常会話に反論できるディベートの技術

あることで論争になったとしましょう。

こんな時にディベートの技術を使えば、相手の主張していることがより明確になります。

相手の言っていることは正しいかもしれない。

しかし、間違っているかもしれない。

そんな時、すべてでなくてもいいんですが、

下記の質問を投げかけてみましょう。

  • 主張していることの根拠は何ですか?
  • 提示されているデータはどこから持ってきたものですか?
  • 根拠が語られていますが、その根拠を裏付けるものがありますか?
  • その主張はどれだけ正しいと思いますか? どのぐらい大丈夫なんですか?
  • 絶対そうなんですか? 違う場合もあるんじゃないですか?

どうでしょうか?

頭の中でやってもいいんです。

情報を言語化して、俯瞰してみる。

このとき、ゴミ情報は排除され、話すべきことだけに集中することができる。

わけなんですよ。

なんだか、瞑想のようですね。

 

まとめ

  • ディベートのルーツは古代ギリシャにあった
  • 現代のディベートでは三段論法よりもトゥールミンロジック
  • トゥールミンロジックを補完させるBQR論理
  • 実社会で使う場面はいつでもどこでも発生し、私たちは技術の利用して最適な解を求めることができる

以上のことから、

彦仙は皆さんがディベートについて、

より理解すればいいと願っております。

お読みいただきありがとうございました。

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