こんにちは!皆さん
ディベートって知ってますか?
ディベートとは
「公的な議題について賛成派と反対派に分かれて討論」
を行うことを言います
今回は「知の格闘技」とも呼ばれるディベートのやり方について皆さんと一緒に勉強していきましょう!
なんでディベートなの? その効果や如何に?
ディベート教育。
— 猫とパソコン好き (@catandpc) June 3, 2020
相手の立場に立って考える能力を養える。
個人的に「是」と思ってても、チームの振り分けで「非」の側に配されたら、そちら側の立場で意見を主張しなければならない。また、客観的データが物を言うので、「なんとなく皆がそうだから」等というコロナデマ的意見は通用しない。#ワンモ
さてディベートをすることでどんな効果が得られるか? については
- 聴く
- 考える
- まとめる
- 伝える
これらのコミュニケーションにおける重要なスキルを身につけることができるんですね。
これらがなぜ身につくかといえば、ディベートは競技ですから、勝つために様々な作戦を立てる必要があり、そのために必要なのが、
集まってきた情報を整理し正確にアウトプットする能力なんです。
情報を集めるためには誰よりも早く集まってきた情報を統合しなければいけません。
勝つために脳の回転数を高めていく。
このために脳の回転速度がどんどん上がっていくんです。
ディベートの目的は?
ディベートと言われると皆さんは何を想像されますか?
相手を言い負かす事?
違います
相手を説得する事?
違います
ディベートはある論題に対して
対立する立場を取り
ディベーター(ディベートをする人)同士が
互いに主張しあい、その主張について質問、
それに反論するということが行われます。
ディベートの目的は、
より正しいと思える解をディベートによって導き出すことです。
しかし、競技であるため勝つ必要があります。
どのように勝ち負けが決まるのかといえば
本人たちが勝ち負けを決めるのではありません。
ジャッジに勝敗を決してもらう競技なんですね。
社会におけるディベートの必要性
現在学校教育にもすでに取り入れられていますが、果たして社会でどのような役割を果たすでしょうか?
それは、物事を論理的に考えることで、
社会における問題を解決していくアイデアを出す手段として、
重要であるといえるでしょう。
例えば、国の借金を減らす事ができるのか。
日本国喫緊の課題ですね。このような問題に対して
- 議論することで徐々にディベーター同士や聴衆が問題を認識するようになる。
- 洗い出した問題点が共通認識になる
- 問題の真因や潜在的なリスクが見えてくる
等、大いに意義があると感じられます。
そして、もう一つ、民主主義社会における重要な意義があります。
様々な視点の意見が集まってくる
これ、とっても大事なことです。
ディベートすれば、
今まで多数派の意見に埋もれて見えてこなかったけど、
実は最適かもしれない解が
出てくることがあるんですね。
なぜそのような成果を出すことができるかといえば、
ディベートには発言のためのルールがあるからです。
- 人間関係を考慮しない
- 発言の機会が均等である。
- 論証の優劣に焦点を絞って評価する。
- 議論の中身に集中して審判は是非を決める
これなら、声が大きいだけの人が発言して終わってしまう
テレビ討論会とか、
ブラック企業の社内の打ち合わせのように、
ワンマン、インパクト重視にならず、
様々な立場の人の様々な意見が平等に論じられます。
ディベートをする上で大事なポイント
それは相手の話を聞く力。
これがないと議論全部がすれ違ってしまう。
これが一番まずいといえるでしょう。
そのために必ず相手の意見を受け止めることが重要です。
ここでディベートの中でも基礎的な教育ディベートの進行方式にに注目してみましょう。
教育ディベートの進行方式
教育ディベートは、
あらかじめ設定された論題に対して、
肯定派と否定派に分かれ、
スピーチした後それに対して論じあっていく、試合形式のディベートです。
立論:
賛成の立場のディベーターであれば、あらかじめ設定された論題に賛成する理由や、メリットデメリットを述べます。
質疑:
相手の意見の内容を確認。反論の糸口を見つけます。質疑では意見を言わない。いうとしても、質問の形式にする
反論:
立論の主な議論や重要な証拠資料等に反論。出来る限り全てのポイントに触れます。自分たちのチームの主張が優勢であることを論証します。
反駁:
反論された自分たちの主張を立てなおします。相手が反論しなかったことに触れるなどします。
このように均等に機会を与えられますので、
意見を言うことができますし、
普段意見を言うことができない声が小さめの人も、
徐々に自分の主張ができる能力が身についていきます。
主張できないまま大人になってしまうかわいそうな子供を減らすことができるんですね。
ディベートをするときの注意点 勝利は目的ではない
ディベートをする上での注意点について解説します。
多点的な考え方を学んで客観的に判断する力を養う「競技」のようなものであり、
相手を「倒して」勝利する事を目的としたものではないと考えてください。
相手の発言を途中で遮らない、
個人非難・人格非難をしない、といったことがマナーです。
より正しいと思える解にたどり着く。
これが本来の目的です。
ディベート皆さんの認識は?
ディベートについての口コミをSNS上から集めてみました。
ディベートとディスカッションの違いがよくわからんのでググってみるか。
— 花見川 (@ch1248) September 10, 2007
わからないけど、興味を持っている人がいますね。
なんだかわからないけど価値を感じているということだと思います。
今考えると、英語ディベートでした「安楽死を認めるか」ってテーマ、本当にやって良かったなぁって思った。
— きよ。 (@k_shoma1906) June 5, 2020
人の生死についてあれほど色んな考えに触れて、真剣に考えたのは今まで無かった
テーマが重いですが、やってよかったと思えるなんてすばらしいですね。
あと、
— 加藤AZUKI@「忌」怖い話 小祥忌/「弩」怖い話 薄葬 (@azukiglg) February 10, 2020
A)賛成者・推進論者
B)保留者・慎重論者
C)反対者・否定論者
とあったとき、AとCは構図を「賛成vs反対」にしたがる。
つまりBの存在を軽視する。
もしくは、「Aに賛成しないならB≒Cだ!」か、「Cと共に反対しないならB≒Aだ!」になる。
ホントはA/CともにBにプレゼンして仲間に引き入れるべき
経験者でしょうか? 情報を抽象化しています。この方はディベートに詳しい方で、実生活でも活用なさっているのかもしれません。
ディベートに対する見方や意見はいいことのほうが多いようです。
YOUTUBE動画に実際にディベートをやっている動画を見つけました。多数ありますが、わかりやすく解説してある動画がありましたので紹介しておきましょう。
まとめ
- コミュニケーションスキルがレベルアップする
- ディベートは集まってくる情報を上手にまとめてアウトプットする競技
- ディベートの本来の目的はより正しいと思える解にたどり着くこと
- ディベートに対する世間の評価は好印象
いかがでしたでしょうか?
ディベートをすれば、思考の速度も議論のスキルも上がるし、
主張できるようになるという、メリットがあり、皆さん今すぐ始めたほうが良いのではないかと、彦仙は常々思っています。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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