龍特集!!中国人がビビって尊敬する龍っていったい何?架空の生き物なのに伝説残ってるのはなぜ?元ネタは何?

かるちゃー

どうも

昔から中国が大好きな

彦仙です。

中国の文化の勉強してる中で

たまーに出てくる

いつの間にかフェイドインしているので、

実在しないくせに当然のように出てきやがって

あーーもう

龍って中国にとって何なのーー?

架空の生き物なのに急に出てきたの?

元ネタいるんじゃないの?

とかいろいろ疑問がわきますので、

どんな元ネタで、どんな歴史なのかを

今回は解説していきましょう。

 

龍って架空の存在なのに、中国人は思いついたのかな?

中国では神話に出てくる竜(龍)。

架空の動物です。

いきなり思いついた架空の動物がSNSで大人気!!

ってこと

めったにないですね。

元ネタ、あると思うんですよね。

元ネタになる動物について解説していきましょう。

龍って架空の動物でしょ? なんで思いついたの? 元ネタって何?

これはあくまで推測でしかありませんが、

中国には

ワニ

がいるそうなんですよ。

では、どんなワニなのか?

ワニいろいろ
でっけーやつからちっちぇーやついろいろいますよね

揚子江アリゲーター

ワニにもいろいろ種類がいますが、

中国のワニは

1.5mぐらい

の大きさらしいです。

なんと おもんない 大きさ!!

これが龍? 

ある程度強い獣レベルなので、

これでは伝説になるわけないじゃないですか。

でもね。

絶滅しちゃった

とってもでっかいやつ

いたらしいんですよ。

マチカネワニ

全長約7.7mくらいの (コンテナ車ぐらいの長さ)

でっかいワニがいたんですよー。

なんでマチカネワニなんですかっ? 

って思うじゃない。

大阪の待兼山で見つかったやつですからー!!

1964年に見つかったらしいです。

こいつが中国の武漢のあたりに生き残ってたんだけど

乱獲とか寒冷化で絶滅してしまった

と考えられています。

ちょっと納得できました?

コンテナ車クラスの生きてるワニ!!

龍でしょっ!!

絶滅してしまったんで余計伝説に尾ひれがついたみたいなんですね。

龍はいったいいつからいるの?かなり前から、いるみたいですよっ

正解は

「いつ出てきたかわからない」

ということでした。

まだまだ帰らないでくださいねっ

ここから!! ここからですからっ!!

では、具体的な話をしていきましょう。

何年前のものがあるんですか?

8000年前

揚家窪 (ようかわ) という遺跡から出てきたものが一番古いそうですっ!!

えっ? 中国4000年とか言ってたのに……

興隆窪文化というらしいですよ。

ちょっとロマンを感じましたか?

僕はビンビンに感じましたので、またの機会にお話ししましょう。

でも、これは写真の資料がないじゃないかって?

申し訳ありませんが、見つけることができませんでした。

ちゃんとエビデンスがあるもの。

用意いたしました!!

6000年前

河南省 (武漢のあたりです) の遺跡で出てきた

龍と虎と思われる

貝を使用したお墓のデザインですね。

武漢は海が近くありませんが、なんで貝?

そもそも漢字のお金に絡むのってなんで貝?

いろいろ疑問は残ります。ここもロマンを感じますが、また別の機会にっ

このころから、龍は超越的な存在だったと思われますね。

ただ、このころは統一王朝ではありませんでした。

いろんな人がいて、いろんな部族があったわけです。

ヘビを祀っている部族、鹿を祀っている部族。ラクダを祀っている部族。

いろいろいたわけですね。

動物を祀るのは何故?

祖霊信仰という、ご先祖様を祀る行為があります。

日本人は大体お盆の時期は、このために実家に帰りますね。

ある部族は考えます。

自分の祖先の霊はこんな形をしてたんじゃないか? 

と、ある動物の形を想像すること

これを

「トーテミズム」

とよび

その動物を

トーテム

と呼びます。

あるところにヘビを信仰する部族がいまして、

その部族は他の民族を吸収どんどん強くなっていきました。

吸収したら、力を合わせますよね。

そのために、部族のトーテムはさまざまなトーテムの特徴も吸収していって、

アップグレードされていき、

鹿の角が生えてて、ワニの口で、腹はヘビで、爪は鷹で、鱗がついてて……

こうしてできあがった、てんこ盛りキャラを

と呼ぶようになったという説があります。

このためボディの部分がヘビのように長くなったみたいなんですね。

「じゃあ元ネタ、ヘビなんじゃねーの?」

って言われそうですねー……

そうとも言います!!

顔の大部分ワニだから、

セーフ!!

ということにしておいてください!!

このトーテムを掲げて強くなっていった「ドラゴンズ」が快進撃を進めたために、

今日まで残ってるんですね。

ちょっと納得いきました?

でも

でもね。

最後に勝ったのは、

このドラゴンズじゃなかったんですよ。

ゴールデンイーグルス? だったんですね。

4000~3000年前

鳳凰と龍
やっぱりいつ見ても鳥のほうが不利な気がするねっ

このときに、ようやく夏王朝とか殷王朝が登場します

中国四千年の歴史

という有名なキャッチコピーの時代に突入します。

夏王朝は存在が立証されていないようなので、

殷王朝のお話をさせてもらいます。

商とも呼ばれます。(商人の語源だそうな。)

殷王朝が崇拝していたものは 鳥だったんです。

しかしながら、

ドラゴンズがあんまりにも影響力が強かったもので

両方採用することになったんだと。

僕は思います。

デザインがかっこいいから、使いたくなったんじゃないかな……

以降の中国では、

「皇帝のシンボル」

として、龍と鳳凰が使われるようになったということでした。

龍は皇帝のシンボルで皇帝の一族しか使ってはいけません

子供につける名前、

今でも台湾では「龍」という漢字は

王族にしか使用してはならない

決まりになっていると、

王族の人から聞きました。

じゃあ、

李小龍はっ?

成龍(ジャッキーチェン)はっ?

芸名だからオッケーなんだそうです。

「ガチネームはだめよ」ってことです。

まとめ

  • 龍の元ネタは全長8mぐらいの巨大ワニ
  • 最古の記録は8000年前の遺跡から出た
  • 今の龍のデザインはいろんな部族を吸収した結果、偶然できたもの。

ということで、

中国の龍っていったい何なの?

っていう問いに対する、

答えを提示することが

できたんではないでしょうか

つぎは、

中国にとって龍がどんな存在なのかについて、

神話の面から考えてみましょう。

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

次の記事は神話の龍についての記事ですので

まとまらなかったけど……

是非読んでみてください

龍特集!!神話の龍ってたくさんいすぎてよくわかんないので、まとめてみましたが無理でした!!

道教に関する記事もありますよっ!!

死者多数。道教ってそんなにヤバかったの?ヤバさの原因外丹法について解説!!

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