メンタルリハーサル法とは!? やり方を解説しまーす。

じぶんをかえる

皆さん、こんにちは。

皆さんは大事な試験やプレゼン、

スポーツの試合などで

「緊張のあまり本来の力を発揮できなかった」

経験はないでしょうか?

僕はそんなことばかりの人生を送ってきましたが、

メンタルリハーサル法を学んで、

継続して行った結果、

感情のブレをコントロールし、

本番でも実力を発揮できるようになりました。

今回はメンタルリハーサル法とそのやり方をご紹介します。

手軽に始められて、効果抜群なのでとてもオススメですよ!

 

 

メンタルリハーサル法とは?メリットは?

まず初めに『メンタルリハーサル』とは何かそしてそのメリットを説明します。

一言で言うと

『想像の中で行う予行演習』

のことです。

これによって、

いつでもどこでも本番を仮想体験することができるから、

本番に弱い人もニガテ克服できる技術

なんです

メンタルリハーサル法は「法」が付いているので、

その方法ということですね。

メンタルリハーサルは

試験やプレゼン、スポーツの試合などで

「緊張せずに本来の実力を出し切りたい!」

という時に有効な方法です

練習ではうまくいくのに本番で失敗するって僕も良くあるんですよね~

僕も昔は失敗ばっかりだったな~

と良くない思い出を思い出すたびに

雑念がわいてしまうものです。

メンタルリハーサルに出会って分かったんですが、

実力があるのに本番で発揮できないのは

「慣れてないから」

なんです。

 

「慣れてないから」ってどういうこと?

本番なんだから慣れてなくて当たり前じゃないの?

って思うでしょ?

まあ、それはそうなんだけど、

練習と本番では場所が違います。

予想外のことが起きたりしますよね。

魔物でも住んでるんじゃない? とまで思ってしまうことも。

そのギャップを埋めることが大事ってことなんです

 

メンタルリハーサルで本番さながらにイメトレ

簡単に言うとこういうことなんです

人は普段と異なる状況に置かれるだけで、

本能的にストレスを感じます。

メンタルリハーサルでは本番の場所や雰囲気、

出来事の流れなどを詳細にイメージし、

徹底的に予行演習を行います。

小説を読んでいるとき、

ストーリーに引き込まれ、

あたかも自分がその場面にいるような錯覚に陥ることがありますが、

メンタルリハーサルは意図的に自分をその状態にし、

本番を仮想体験するトレーニングなのです。

 

メンタルリハーサル法のメリットとは?

メンタルリハーサルにどのようなメリットがあるのでしょうか?

本番を仮想体験できる

メリットの1つは、

いつもなら緊張する場面が「既に体験したこと」のように感じられ、

緊張しなくなることです。

それが「緊張せずに本来の実力を出し切る」ことにつながります。

脳には「現実」と「イメージ」を明確に区別できないという性質があります。

その性質を利用して何度も詳細に本番のイメージを繰り返していくことで、

仮の経験を積むことができるのです

でも、

練習が一番大事じゃないの?

もちろん、本番をイメージするだけではダメで、

イメージ+動作が不可欠です。

例を挙げるならシャドーボクシングですかね。

知ってますか? 

相手を想像して頭の中で戦う

あのシャドーボクシングのことね。

ただ単に体を動かす練習だけじゃなくて、

徹底的に本番をイメージしながら練習することが大事ってことですね!

 

いつでも、どこでもできる

実際の練習に時間を多くとれない場合は、イメージだけでも効果があると言われています。イメージだけであれば、練習場所を選ばないし、

通勤時間でも布団のなかでもプレゼンやスポーツの練習ができ、

スキマ時間を有効活用できるのです。

イメージをする際に大切なのが、「ネガティブなイメージをしない」ということです。

ネガティブなイメージは緊張を生み、

それが失敗へとつながってしまうからです。

例えば、人前でスピーチするときなど、

緊張してしまって失敗したという経験は

多くの人が持っているのではないでしょうか?

それは

「失敗したくない(ダメな人と思われたくない)」

という気持ちが緊張を生んでいるからなのです。

「自分の失敗を心配する」

ということは自分のことばかり考えてしまっている状態です。

本来、スピーチで大切なのは

「聞き手に自分の思いを伝えること」

です。

目的をはっきりさせ、

その目的集中することで適度な緊張を保つことができるようになっていきます。

 

メンタルリハーサル法のやり方は?

メンタルリハーサルの具体的なやり方を①~④までのステップにまとめてみたよ。

メンタルリハーサルの4ステップ

①頭の中を整理する

②鮮明で詳細なイメージをする(ビジュアライゼーション)

➂イメージと動作を同時に行う

④問題点に修正を加え、何度も繰り返す

 

①頭の中を整理する

自分は何のために練習するのか、目的は何なのかをはっきりさせます。

迷いをなくすことで、

練習に集中できる意識作りをします。

紙に書き出して目に付くところに貼ったたり、

声に出したりするとより効果的です。

 

②鮮明で詳細なイメージを行う

本番と同じ状況をイメージし、

始めから一つずつ流れに沿って自分の動作や発言などを確認していきます。

細かくゆっくりとなぞるようにイメージすることが大切です。

想定できるあらゆるパターン、相手の反応などを想像しながら

何度もイメージします。これも初めのうちは内容を全て書き出して、それを見ながら行うと良いでしょう。

イメージするときに意識することは

成功のイメージだけでなく、

失敗のイメージもするということです。

なぜなら、

失敗した場合の対処方法も頭に入れておかないと、

本番で失敗しまったときにパニックになってしまうからです。

ここで注意しなければならないのが、

失敗のイメージでネガティブな感情にならないことです。

あくまでイメージなので本番で失敗したわけではないのです。

失敗のイメージをする目的は失敗への対処法を見つけることなので、

ネガティブになる必要は全くないのです。

ビジュアライゼーションのコツについておさらいするならこの記事ですね。

今はまだビジュアライゼーションするな!!やり方の肝、伝授します

 

➂イメージと動作を同時に行う

イメージに加え、

実際の動作も加えていきます。

このとき、

自分を客観的に見られる第三者になったつもりで

イメージとその動作を行います。

鏡の前や、

カメラやスマートフォンなどを使って

自撮りを行うとより確実に客観視できます。

また、プレゼンやスピーチなどは実際に人前で練習するなど、

できる限り本番に近い状況を作り出すことが効果的です。

 

④問題点に修正を加えながら何度も繰り返す

実際に②と➂をやっていくと少なからず修正点が見つかるので、

それを修正しながら何度も繰り返していきます。

そうすることでその状況に慣れ、

感情を制御できるようになってくるので

パフォーマンスが向上し、

自信につながります。

➂に関しては時間や場所の制約を受けやすいので、

手軽に行える②を何度も繰り返すことがメンタルリハーサルの肝なのです。

イメージトレーニング(メンタルリハーサル)の効果と絶対にやってはいけないこと

メンタルリハーサルについて詳しく説明している動画です。

とても分かりやすいので参考にしてみてください!

まとめ

  • 緊張せずに本来の実力を発揮するために行う
  • 場所を選ばず、スキマ時間でも手軽に行え
  • 鮮明に、詳細に、ゆっくりイメージし、何度も繰り返すことが大切
  • ネガティブな感情は排除する

いかがでしたでしょうか?

当たり前のことのように思えますが、

意外とできてないと思いませんか

私はイメージが雑だったり、

心配している割に繰り返しの回数が少なかったりしていました。

取り越し苦労につかれてしまったためですかね。

1回でダメだったら10回やってみろ

10回でダメだったら100回やってみろ

松下幸之助や

山本五十六の師匠である中村天風は言ったそうですが、

ここにヒントがあるかもしれませんね。

一度「これでもか! 」という程にやってみて、

成功体験を積んでみてください。

きっとあなたも本番で実力を発揮できるようになりますよ!

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